ジモティーで知り合った42歳妻子持ちの無職。

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こんにちは。エノキンです。

今回はとんでもない「無職」に出会った話です。

なんと彼は妻子持ち、家のローンも抱えて無職。

とんでもねぇ奴がいたんもんだ。

ってことで、リタイアしたいけど不安な諸君のために
彼について書いていこう。

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42歳妻子持ち無職Rのプロフィール

・年齢:42歳
・整体の資格あり
・子供二人と妻一人
・家のローン:10万以上
・妻の扶養に加入済み
・車持ち

と、無職になるにはかなり適していない状態だと思う。

これは無職の僕もさすがにやばいと感じる。

だが、本人は至って幸せそう。

どんなメンタルやねん。

42歳無職男Rとの出会い

彼、いや「R」としよう。

Rとの出会いは「ジモティー」

設備屋をやっている時に洗面台を運んでくれるサポートが欲しかった。

その中で「お手伝いします」と言ってくれたのがRだ。

一時間¥1000で交通費別。

格安だし、現場から住まいも近いので是非頼むとお願いした。

が、ジモティーのやつは信用できん。

正直、当日までかなり不安だった。

作業当日、彼は時間通り現場に来てくれた。

軽自動車に乗った彼は好青年。

スラっとして、目鼻立ちもはっきりした好青年。

なんと、年齢を聞くと「42歳」。

これにはたまげた。

僕は39なので、同世代ということで盛り上がった。

俺「普段はなにしてるの?」

R「マッサージのバイトと後は適当に…」

俺「え?結婚は?」

R「してます」

俺「え?子供おらんの?」

R「二人います。」

俺「え?家は持ち家?」

R「はい、ローンもあります」

俺「え?ローンいくらよ?」

R「10万ちょっと…」

俺「え?それでバイト生活?」

R「そうです」

俺「どうゆうこと…」

これで完全に僕の心は掴まれました。

なんて奴だ!

こんなスゲエ奴がいるなんて!

脱帽とはこうゆう時に使うんだろうか?

妻子がいてローンは10万越え。

それなのに定職についていない。

たくましすぎる…。

しかも夫婦関係は良好で、
昔からの付き合いなのでRの思考を理解してくれているとのこと。

Rに人生相談

逞しすぎる彼に僕は相談した。

今、友人のおかげで設備屋を経営しているが、
どうにも楽しくない。

僕のやりたいこと、機械修理ができることを話した。

俺はもっと自由でいたいんだ。

というような内容だ。

「え?やめちゃえばいいじゃないですか?」
「やりたいことあるんですよね?」
「自分で稼げるのにやってる意味あります」
「俺を見てくださいよ何もありませんよ」
「でも、幸せです。」

彼は僕の思考が理解できない。とでも言うように語ってくれた。

折角、いい話をくれたんだから、勿体ない。

そんな気持ちで引き受けた仕事だった。

勿体ない?

やりたくないことをやっている時間の方が勿体ないんじゃないんだろうか。

こんな無職の言うことに心が揺さぶられるとは…。

というのは冗談で、自由なRを見て本来の自分がなりたかった自分を
思い出すことできた気がした。

まとめ

いあぁ、やっぱインターネットですごいわ。

スタービーチの時にも実感しましたが、普段出会えないような人間に出会える。

SNSだとキラキラした人ばかりであまり現実味がありませんが、
こんな風に実際、自分の生きたい人生を歩んでる人間に出会えると刺激をもらえます。

彼とは今後も色々な仕事をしていきたいと思える人柄でした。

設備屋はやっていて苦痛でしたが、彼との出会いは宝物かもしれません。

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