こんにちは。エノキンです。
みなさんが、一歩を踏み出せないのは「不安」があるからですよね。
僕もそうでした。
漠然とした不安があった。
アラフォーで仕事辞めたら次がない。
でも、やってみたら何とかなった。
あの不安はなんだったんだろう。
人間は「実現できないことでは悩まない」
だから、悩んでる時点でもう達成できる状態にあるんです。
仕事辞める前の心境
僕は前の仕事を14年続けていました。
給料は手取り20万。賞与も年2回で40万。
大体年収320万くらいでした。
安いですよね。辞めることを悩む価値がないくらい。
でも、少ない収入でも「安定」を手放すのは不安。
これが、14年もぬるま湯に浸かった弊害です。
それなりに個人事業で収入が得られるようになった。
もう、給料以上の収入を2年間キープしている。
その間いにスキルも付いた。
「もう、やめてもいいよな…。」
一年くらいこんな心境で仕事を続けていました。
でも、中々踏ん切りがつかない。
家も買った、妻もいる。
常識的に考えて仕事やめるべきじゃないよな…。
今思うとアホらしいけどほんとそんな感じ。
仕事を辞めたいと妻に相談
僕の妻は超保守的。
それでも、妻の理解は必要だし、自分の考えをアウトプットすることで
気持ちが固まるかも。
そんな思いで相談しました。
「俺仕事やめるわ!」
「え?辞めてどうするの?」
「まじで、変なことで悩ませないで。」
「その話やめて」
こんな感じで完全に拒否。
う~ん、まぁそうだよな。
でも、それだけ俺との生活を真剣に考えてるんだよな。
ぶっちゃけ、子供もいないし、ローンの名義は僕。
妻はいつでも僕らから逃げられる。
それでも、胃が痛くなる話しないで!と気をもんでくれる。
ちょっと嬉しかった。
でも、仕事はやめたいので、自分の考えを伝える。
「今の仕事をしていてもつまらない」
「会社にいる時間がもったいない」
「スキルも育たない」
「自分の事業に注力したほうが伸びる気がする」
「もっといっぱいバイクに乗りたい」
「自分の興味ある職種に就きたい(バイトで)」
「将来的にはその方が収入は伸びる」
と、自分の欲望とビジョンを赤裸々に告白。
「じゃあ、せめて次が決まってからにしなよ」
至極真っ当な意見。
でも、僕は今すぐ辞めたかった。
「いや、今すぐやめたいんだ」
「仕事、見つからなかったらどうするの」
「ん?そしたら郵便配達でもなんでもやるよ」
「仕事なんていくらでもある」
僕はバイクの免許はあるし、バイクの知識もある。
WordPressなどもある程度触れる。PCの電話サポートも出来る。
正直、高収入を望まなければ何とかなると確信していた。
いや、妻に話したことで確信に変わったといった感じ。
妻は渋るけど、妻に自分の考えを伝えれば伝えるほど気持ちが固まっていった。
んで、最終的には未来のことをきちんと考えてもらい納得してもらいました。
目先の話しかしないので、ほんと説得は大変でした。
それでも不安が消えない
妻にも納得してもらい、自分の考えも固まった。
いつでも仕事辞められるぜ!やったぜこんちくしょう!
と、思ったのもつかの間。
訳の分からない不安が腹の底から湧いてきた。
「え、なにこれ」
「俺、なんで不安なの?」
妻にそれを伝えると、妻は腹をくくったようで笑って流された。
「エノキン君なら大丈夫だよ」
妻がそう言ってくれた。
「まぁ、よくわからん不安はあるが、辞めちまえばこっちのもんだ!」
と、思い切って退職届を出しました。
実際正社員を辞めてみてどうだったか
今まで、なぜしがみついていたのか。
本当に解らないです。
もちろん、役に立ったし、今の僕があるのもあの会社のおかげです。
でも、あの正体不明の不安。
あの不安の正体だけはいまだに解らない。
そして、辞めたところ悪影響はゼロ。
良い事しかない。
自由な時間が増え、考える時間が増えた。
呼吸は深くなり、景色はより鮮明に映る。
正社員という制度は素晴らしいものだと思うし、続けられるなら
続けた方がいいと思う。
だけど、辞められる状況だけど、何となく所属する。
これは明らかに時間の無駄です。
まとめ
仕事を辞めるって大きな決意ですよね。
特に日本だと転職回数は少ない方評価されるし。
でも、気を付けてほしいのは、何のビジョンもないのに辞めるのはだめ。
やりたいことがある。
それによって未来がより、良くなるならいい。
ただ、怠けたいからやめる。
これだと、収入がない不安が大きくなって結局幸福度はあがらない。
僕が今回言ってるのは、辞められる状況だけど、不安だから続けてる人です。
何もない人は辞められる状況ではないですから。
そこんとこ、よろしく。
何より、家族の理解を得られるくらいじゃないと辞められないしね。
何事もやってみちゃうと、何とかなっちゃうもんです。
以上、無職のエリート、エノキンでした。
コメント